写真はカラスウリの実です。この楕円の鮮やかなオレンジ、これを見ると秋を実感します。山の中にあってもこの色のおかげで遠くからでも発見できるんです。山がもっと身近だった頃はこのカラスウリを花屋さんで売ることも買うことも考えられなかったのでしょうが、今は花屋さんで人気者です。水から出しておいてもしばらくこのままの状態で楽しめます。壁にかけてみたり、下駄箱の上にそっと置いてみたり、
それだけで秋を演出できますね。
残念ながら食べることはやめておいたほうがよいそうです。名前からするとカラスの好物のようですが、そうでもないようで 目立つ色のわりに冬の間でも山でよく見かけるのは食べる鳥や動物がいないからです。
余談ですが、私は「ウリ」と名がつくものにテンションがあがります。カラスウリにスズメウリ、食べる瓜の冬瓜も西瓜も胡瓜も大好き、けれども極めつけは「瓜坊」なんです、この響き、なんか好きなんですよねえ、なんででしょう。けっしてイノシシ好きというわけでもないのですが、この響きには萌えます。皆さんにはそういうのありませんか?