年度末、異動や退職の方への、そして卒業される方への、卒業される方からの花束、たくさんご注文いただきました、ありがとうございました。
渡される方も受け取られる方もいろんな想いがあって、時には涙もあるんでしょうね。
そんな中で、私の心に残ったお客様は小学生の女の子です。地元の小学校の卒業式の次の日、朝早く来てくれました。「お姉ちゃんが昨日卒業したからお花あげたいんです」と。「どんなお花がいいですか?」の問いに「お姉ちゃん、オレンジが好きだからオレンジの花がいいです」って。ひょっとしたらお母さんやおばあちゃんに「花束買ってきてあげて」と言われてのお使いだったかもしれません、でもお姉ちゃんの好みの色を知っていて、その色の花でお姉ちゃんを喜ばせたいというのは彼女の判断だと思います。すごいなあ、って思いました。普段はけんかしたりもするのかもしれないけど、好みを覚えていて喜ばせてあげたいって気持ちをちゃんと実行できる幼い彼女。本当に素敵だと感動しました。「この子はきっと素敵な大人になる!」そんな風に勝手に想像してまた涙ぐんだりしている私でした。