店を始める時に昔から夢だった古いミシンを使ったディスプレイをしてみようと
思いました。とはいえ古いミシンはどこから入手すればいいんだろう?謎でした。
そしていろんな人に「古いミシンを探している」と言いました。言いまくりました。
そしたら集まりました、合計4台。今くりの木の店内に3台、店舗前に1台あります。
4台のうち3台は脚のみでしたので2台に大工さんにお願いして上に板をつけてもらいました。
上のミシンまでついている状態で頂いたもの(右の写真)は花のディスプレイ台として、大工さんに板を
つけてもらったもの(左の写真)は作業台として使っています。古いものってとても落ち着きます。同じように感じて下さるお客様も多くて、しばし「ウチにあったミシン」談義に花を咲かせることもあります。
くりの木の店内には新しく買った什器は一つもありません。みんなどこかで活躍して引退生活を送っていたところを引っ張りだしてきて使っています。天井の材木でさえどこかの古民家で使われていたものです(大工さんが探してきて下さった!)ちょっと薄暗い店内ですがどこかほっこりとさせてくれる、そんな空間です。もし古いものに興味がおありでしたら、ぜひ声をかけて下さい。店の什器の由来などお話させて頂きます。残念ながら「お宝」級のものは揃えておりませんが・・・